横浜市港北区米山歯科クリニック 日々のセルフケアについて

日々のセルフケアについて
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■むし歯と歯周病の直接の原因は歯垢(プラーク:歯のまわりにつく白いカスで、細菌のかたまり)です。
■予防の第一歩は、毎日の歯みがきで、きちんと歯垢(プラーク)を取り除くことです。
■磨き残しはないか、歯ぐきに赤く腫れている場所はないか、歯みがき後に鏡でチェックする習慣をつけましょう。
■むし歯と歯周病を予防するためには、バランスのとれた規則正しい食事も重要です。特に、間食や糖分を含んだ飲み物をだらだらと摂ることはプラークを作りやすくします。
■喫煙は歯周病の発症・進行を早めます。禁煙・減煙に努力しましょう。


ママと子供のケア

前歯が生えてきた.png赤ちゃんにはじめて歯が生えてきたときは非常にうれしいですよね。でも、その時から歯の健康管理がはじまります。
歯が生えはじめてから10年くらいはお口の中がめまぐるしく変化していきます。
お子さんの歯を守ることはお母さんの役目ですよ。お母さんが正しい知識を身につけることで、お子さんの歯を守ってください。

0歳~1歳のお口の状態

生後7か月ころまでは歯はまだ生えていません。7か月~8か月ころに下の前歯が生えてきます。その後、1歳ころまでに上の前歯が4本、下の前歯が4本、計8本の歯が生えます。
しかし、歯の生える時期には個人差があり、数か月の時期的なずれがありますが、あまり心配しなくてもよいでしょう。

ケア方法

ママと子の絵2.pngママと子の絵1.png歯が生えていない時期はお口のケアには特に神経質にならなくてよいでしょう。それより1日の正しい生活の規律性をつけましょう。歯が生えてきたら、授乳後や離乳食後に毛先の柔らかい乳児用歯ブラシやガーゼで歯を軽く拭いてあげましょう。
1歳前後になると手の動きも活発になってきます。この動きを利用して、お母さんが手をそえるなどして歯ブラシを持たせたり、口にくわえさせたりして、遊び感覚で歯みがきは楽しいものだと思わせましょう。しかし、お子さんの歯みがきでは汚れは落ちません。最後はお母さんが必ず仕上げみがきをしてあげてください。仕上げみがきのコツはお子さんが嫌がらないよう、短い時間で確実に汚れを落としてあげましょう。




1歳~3歳のお口の状態

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この時期には奥歯が生え始め、3歳前後で20本の乳歯が全部生え揃います。奥歯が生えてくると食べられるものの種類が増え、甘味食品や甘味飲料を摂取する機会も多くなり、むし歯ができやすくなるので気をつけましょう。また、むし歯以外にも転んで前歯を折ったり、また口内炎もできることがありますが、そのときはかかりつけの先生に診てもらってください。






ケア方法

事故.png2~3歳になると、自分で歯をみがくという意欲が出てきます。しかし。大人に比べてまだ手の動きはぎこちないものです。最後はやはりお母さんの仕上げみがきが必要です。
ひとつ注意して欲しいことは、歯ブラシをくわえながらの遊びは危険ですから止めさせましょう。思わぬ事故になりかねません。前歯は比較的みがきやすいですが、奥歯の咬む面は食べ物のカスがたまりやすい場所です。ていねいにみがいてあげましょう。



3歳~6歳のお口の状態

6歳ミュータンス菌.pngこの時期になると大人に近い食事もとれるようになり乳歯が一番活躍する時期です。また、お子さんの動きもますます活発になり、外遊びも増えてきます。友達が増えて、甘いお菓子類を食べる機会も増えるため、むし歯が増えやすくなります。
また、5歳ころになると前歯が動揺し始め、あごの一番奥の歯ぐきが盛り上がってきます。6歳ころになるとお子さんによっては前歯の永久歯が生え始め、一番奥に第一大臼歯(6歳臼歯)の頭が見えはじめます。


ケア方法

第一臼歯が生えてきた.pngこの時期には、乳歯の奥歯の歯と歯の間にむし歯ができやすくなります。歯ブラシに加えて糸ようじやデンタルフロスでの清掃が効果的です、お子さん自身の歯みがきも上達する時期ですので、まず自分でみがかせてから仕上げみがきをしてあげましょう。また、6歳臼歯は乳歯のさらに奥に生えてきて、食べかすなどがたまりやすいためむし歯になりやすい歯です。お子さんにもみがき方を覚えさせると同時に仕上げみがきの時に気をつけてみがいてあげましょう。


6歳~のお口の状態

7~15歳までのケア.pngこの時期は乳歯と永久歯が混在しているため、混合歯列期といいます。7~8歳になると永久歯の前歯と先ほどの第一大臼歯が完全に生えてきます。また、 10歳ころになると乳歯の奥歯も永久歯と生え変わり、12~13歳までに永久歯の生え変わりが終了します。14~15歳で永久歯列が完成します。







ケア方法

しっかり磨こう!.pngこの時期のお子さんは勉強や習い事、学校のクラブ活動などでいそがしくなり、食性活の規律性が一時乱れることがあります。それに伴い歯ブラシ習慣も乱れがちです。出来るだけ規則正しい生活を送るようアドバイスしてあげてください。
特に永久歯の生え始めには注意して歯みがきの励行を薦めてください。また、むし歯だけでなく歯肉炎もおこりやすい時期ですのでかかりつけの歯医者さんに行って定期診査や歯みがきの指導をしてもらいましょう。又、フッ素(フッ化物)入りの歯磨き剤を使うこともむし歯予防に効果的です。



よくある質問
Q. むし歯予防歯磨きと歯周病予防歯磨きは同時に行うのですか?

A. 同時に行うことをお勧めします。むし歯、歯周病予防の考えからいえば、歯と歯肉の境目、歯と歯の間の汚れを取り除くことが大切です。それぞれの目的に合った歯ブラシ、デンタルフロス、歯間ブラシを効果的に使いましょう。

Q. 歯は1日何回磨けばいいですか?毎食後磨いた方がいいですか?

A. 1日1回は歯ブラシ、デンタルフロス、歯間ブラシを用いた徹底的なブラッシングの習慣をつけてください。食後の歯ブラシは可能であれば毎食後を目標に行ってください。

Q. 歯ブラシの硬さはどのくらいがいいですか?

A. 今回紹介したブラッシングを行う場合は、普通または、やわらかめの硬さが適しています。また歯肉が腫れて痛いときは、やわらかめの歯ブラシでプラークを除去することをお勧めします。硬めの歯ブラシは、歯肉のマッサージを目的としたブラッシングに向いています。詳しくは歯科医師、歯科衛生士にお尋ね下さい。

Q. 液体ハミガキや洗口液(マウスリンス)は使ったほうがいいですか?
A. 液体ハミガキや洗口液はこれだけで歯垢を除去できるものではないので、製品の使用方法に従い、効果的に使用してください。

先生よりひとこと
むし歯や歯周病は予防が可能です。毎日のブラッシングで健康な歯と歯肉を維持しましょう。既にむし歯や歯周病にかかっている方もかかりつけの先生を決め治療を行い、ご本人に適した口腔清掃方法を教えてもらいましょう。